こんにちは!
千葉 自動車整備士学校の「中央自動車大学校 鎌ケ谷キャンパス」の一級担当です:)
今回は引き続きドイツ研修レポートをお送りします。
4日目はポルシェミュージアム、メルセデスベンツミュージアムの見学です。
ドイツ車といえば!のど真ん中をいきます。
最初はポルシェミュージアム。創業から現在まで貴重な資料と共に実車が展示されています!120年前のハイブリッド車、ローナポルシェSemper Vivusの展示や構造、インホイールモーターの展示など学生達はツアーガイドさんの説明を真剣に聞いていました。よくよく話を聞いてみると、ツアーガイドさんのジモンさんは就労学生さんだそうで、ウチのの学生と同じ位の年齢・・・。立派です。
続いてメルセデスミュージアム。こちらでは館内の撮影はN.G.ということで、外観写真とコメントでお伝えします。こちらもポルシェ同様創業から現在までの貴重な資料と車両展示なのですが、カール・ベンツはガソリンエンジンの生みの親。奥様のベルタ・ベンツの逸話やオットーとの関係、ダイムラーとマイバッハのニーデルラート(木製オートバイ)など現代の自動車社会の始まりの瞬間の奇跡をお話しして頂きました。
そして、ミュージアムの前で記念撮影!学生二人でスリーポインテッド・スターの再現に挑戦。うーん。そこそこの出来ですねwww でもその発想は100点満点です!自由な発想がものづくりの原点でもありますから、学生の将来に期待しましょう!
見学を終え、一路ミュンヘンへ向かいます。
5日目は、自動車から少し離れて、世界遺産の見学です。ノイスヴァンシュタイン城とヴィース教会です。あまりにも有名なこのお城はルートヴィヒ2世の趣味嗜好が具現化されており、未完成のまま現在に至ります。ヴィース教会もそうですが、背景や世論の意見はそれぞれありますが、一つのことに情熱を注ぐその姿勢は見習うべきものだと感じます。未来ある学生達にも立派な技術者になってほしいものです。
ミュンヘンに戻り、クリスマスマーケットの散策などを行います。ドイツのクリスマスマーケットは、世界的に有名で非常にたくさんの人出があり活気に満ちていました!様々なお店を見ていると学生達が何やら盛り上がっています!?何があるのかとのぞいてみると・・・
チョコレート製の機械部品達www どうりで盛り上がっているわけだと納得しました!私も気になって良く見てみるとボルトやナット、ワッシャ、ベアリングやハンドツール類、スパークプラグまで再現されています!特にスパークプラグは、専門的で申し訳ないですが、碍子(がいし)という絶縁のための陶器が使われているのですが、ちゃんとホワイトチョコレートで再現されていて「確かにすごーい」と素直に感じる仕上がりでした:)
さて、ドイツ研修旅行も終盤です。6日目は研修旅行前から学生達が計画を立てた自由行動の日です。私も学生を捉えるべく追いかけます!
BMW博物館、ドイツ博物館、グロッケンシュピール、フラウエン教会、レジデンツ、ニンフェンブルク城(宮殿)、クリスマスマーケット、お土産購入など全ては回りきれません。従って、時間や予算、優先度などを考慮して意気投合したグループ単位で行動していました。その模様を少しお伝えします!
地下鉄などを駆使して移動し、地元の人と同じようにボトルデポジットをチャージしてみたり、免税申請に挑戦したり、地元バイエルンのスポーツバーに入ってみたり、思い思いのルートを構築していて色々な体験が出来たと思います。
学校に戻ったら、日常の生活に戻りますが、3年生は来年度のインターンシップ、4年生は年度末の国家試験を控えています。たくさんの経験と思い出を胸にそれぞれの道を歩んでくれるといいな。と思う研修旅行でした!
ご協力頂いた多くの方々への感謝を申し上げます!
それではまた!